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着付教室 第5回目

6回目の後に、5回目の訳ですが。

「良質な帯を学ぶセミナー」

で、丸1日ということもあり、夜間クラスは日曜日に振替えてのお教室でした。

今回お邪魔させていただいたのは、京都「西陣まいづる」さんの東京事務所。

西陣まいづるさんのHPはこちらから。

帯を織っている、メーカーさんなんで、本来は卸問屋しか入れないのですが

日本和装の生徒でセミナーとしての入所許可証をいただきまして、ありがたい体験させていただきました。

全て帯・帯・帯だらけ。呉服屋さんに行ってもこんなに帯を見ることはまずないです。西陣織の小物や、帯揚げ・帯締めもありましたが、ずらーっと並んで飾られている帯は、まるでタペストリーのようでした。

柄も、音符柄や、動物柄など、思っていたよりポップでした。昔ながらの模様もあるようなんですが、今風にアレンジされているものもあって、伝統を受け継ぎながらも新しいことにチャレンジしていく姿勢が表れていた気がします。

そんな、帯に囲まれたお部屋でのセミナー。今回の講師は、この道20年のA先生。20年といったらフツーの業界ならベテランの域だと思うのですが、着物業界では「まだまだ」だそうで。それでも、ド素人に面白おかしく、わかりやすく、お話してくださいました。

帯の種類として、丸帯・袋帯・名古屋帯・半幅帯があります。そのときのTPOに合わせて、帯を選んでいきます。

帯は「織物」なので、どのような工程で、作られていくかも勉強しました。1本の帯に携わる職人さんの種類の多さに、驚きました。

デザインをする、糸をつむぐ、糸を染め上げる、機織り機に糸をかける、織り上げる。

その前に、お蚕さんを飼って、育てて、糸を吐かせて、生糸にするなどの工程もあるんですよ。

今思いついただけでも、これだけあるのに、もっともっとたくさんの職人さんの手をかけて仕上がってきていたものだったのですね。

ここだけの話、メーカーさんが問屋さんに卸す値段を見てしまいましたが、「えぇ~っwobbly」とびっくりするほどの安さでした。そこには、材料費なども含まれているのに、職人さんの工賃ってそんなに安くってホントにいいの?って心配してしまうほどでした。

伝統工芸を守るという使命、本当に仕事に自身と誇りを持っていらっしゃる職人さんを大切にしないと、日本の伝統、守りきれるのかと心配にもなりました。

政治家の皆さん、日本は「ものづくりの国」ですから、こーゆー所も考えて、経済対策やって欲しいですな。

そして、良い帯とそうでない帯の違いは、素人でもわかるのは手触りでした。絹がこすれる音、その力加減、面白かったです。言葉では言い表せないなぁ。

また、織の細かさ。ルーペをお借りして見ましたが、この違いを覚えたら、ルーペなんかなくても、わかりそう。

手織りと機械織の違いとかも。

絵柄に関しても、ルーペで覗くと、よくわかりました。

帯って「堅い・重たい」というイメージが強かったのですが、良い帯は「軽い・柔らかい」物だったんですねー。

「良い物を知る」

机上だけでは理解しきれない、感覚的な部分で学ぶ、面白い内容でした。

昼食時、先生から伺ったところ、全ての生徒さんが、このような織元さんへお邪魔できるわけでないそうで、10クラス中、3クラスお邪魔出来ればいい方とか。

めっちゃラッキーやん

食事を挟んでの午後のセミナーは

コーディネートでした。

たぁ~くさんある、帯の中から、自分が気になるものを1つチョイスして、色見本帳みたいな、たくさんの色が乗っている反物と合わせて見ました。

ここで、知ったこと。

良い帯は着物を選ばない。

洋服だったら、絶対この取り合わせはないだろうという色・柄でも、違和感なく馴染むところが不思議。

そして、帯と着物、これだけではないんです。

帯揚げと帯締めのコーディネートの練習も。

ものすごい量の帯ですからね~。

試着なんかも含め、一人で6本も試して遊んじゃいました。

4時半終了予定のこのセミナー

大いに伸びて、6時過ぎまでやってました。

時を忘れるほど、楽しむなんて、ここの所なかった事。

本当に楽しいひと時でした。

最後に、今回お世話になったA先生。フィギュアスケート選手と一文字しか違わないとゆー、営業向きなお名前でして。前日にショートプログラム3位発進が残念だとおっしゃってましたっけー。笑いのツボが、非常に近いので、たぶんですが、アラフォー世代ではないかと。

すてきな帯と、すてきなA先生出会えた、楽しいセミナーでした。

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