「上海グラント」
このウソンチャンDVD発売ラッシュにおいらのお財布はおっつかず、TSUTAYAさんのお世話になるために行ったら、見つけたのが「上海グラント(新城海灘)」。
この作品は、今回の発売ラッシュにはまったく関係なかったんだけど、やっと会えたので、即レンタル。
「ウソンチャンが終盤にちょっとだけしか出てない」
とのうわさを小耳にしてたけど、役名こそないけど、なかなか重要な役で出てましたわ。
香港の映画なので、主演はレスリー・チャン&アンディ・ラウ。ウソンチャンは台湾の反日同盟の革命家であるホイ・マンキョン(レスリー・チャン)の同士の役です。
ウソンチャンはホイが上海へ向かう途中の船内で、同士が全員殺害されてしまい、一人逃げ延びた裏切り者と勘違いして、ホイを探しあてます。一番最初の登場は、暗闇の中からタバコを吸いながら現れるのですが、香港スターレスリー・チャンに負けず劣らずのかっこよさ!そしてその後、ホイと対峙するのですが、反日運動をしているのになぜか日本刀を突きつけていました。
ホイは日本に情報を売った黒幕を突き止め、殺害してまたウソンチャンにあうのですが・・・また、そのシーンがオススメです。船上で仲間を助けられなかった罪を償うつもりでいたホイに「このまま上海にとどまったら君の命が危ないから一緒に台湾へ帰ろう。」と同士として認めるんだけど、ホイは上海の夜の街に消えていっちゃうんですね・・・。
さて、ラストはホイを助けてきたリク(アンディ・ラウ)が、ホイを殺そうとする連中から逃がしたあと、「私が(ホイを)始末したから帰れ。」と連中に向かって言った台詞を聞いたウソンチャンがリクを殺すのですが、これまたすごい。相手は上海のマフィアのボス。なのに1人で立ち向かっていくんです。それも2丁拳銃で。形容はおかしいけど「きれい」なシーンでした。もちろん最後は撃たれちゃうんですけど(涙)
もちろん台詞は中国語。口と声はあってるんだけど、言葉のリズムのせいか、ウソンチャンのあの柔らかい語り口調ではなく、声も若干違って聞こえてきちゃって『もしかして吹替え?!』とゆー失礼な考えが浮かんじゃいました。
ストーリーをはしょってウソンチャンのシーンだけをピックアップしちゃいましたが、映画としても面白いですよ。男の友情あり、ロマンスあり。えぇ~ってゆーB級くさいシーンも笑えるし、おいらのオススメランクとしてはかなり上位に入ります。
よくよく調べていくと、チョウ・ユンファ主演のTVドラマの映画化なんですね。
で、もっと調べてたらこんな記事が→朝鮮日報
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